ようやくゼロエネ住宅の着工許可が下りS様邸着工。住宅工事で地盤調査されるんだ?とお客様に聞かれる事があります、耐震偽造問題の後から建設会社が住宅を新築する場合は瑕疵担保保険が義務付けられております。保険加入には地盤調査が必須、軟弱な地盤では保証出来ませんよと言う事でしょう。この制度が導入される時に勉強会で否定的な意見を良く耳にしていまし。『面倒くさい』『ますます金がかかる』『天下り先を作るような物だ』自分基準の否定的な意見は聞いていてつまらない。制度導入で今では当たり前と思って居ましたが、先日うちは小さいしい、いつまでやるかわからない、予算も少ないし・・・と仰ってる方が居ました。悲しい業者です乏しい業者です、情けない人だなぁ~。
地盤調査で地盤が悪いとなれば地盤改良の工事が必要です。ここにも問題が不要な地盤改良工事をされてるお宅が全国にあると耳にします。より良くする為にと考えてお客様に説明の地盤改良なら良いですが、ただ工事費を上げる為の物が多い気がしています。弊社も延岡で軟弱地盤と判断された土地はありましたが、地盤改良までは必要なく基礎の強化のみで対応出来る程度の敷地にしか幸いまだ出会っておりません。地盤調査の方に伺うと地盤改良が必要な土地が無い訳では無いそうです。以前私が建てたお宅に訪問した時、そのすぐ近所で地盤改良の工事をしておりました。そこの敷地は非常に硬い良好地盤でしたのでいささか疑問には思いましたが実際の地盤調査のデータは見てないので何とも言えませんが。同じ工事費アップでもお客様の満足度を上げる、住宅設備のグレードアップや造作家具などの提案を出来る建築屋さんになりたいものです。
上記の様な業者は結局自分のための家作り、お客様は最近まで知らなかった人に何千万と大金を預けるのです。そこに、虚偽・怠慢が有っていいはずが無い。家造り色々と考えることが多いですが、こんな風に考える様になれた『もみの木の会』今の私にはかけがえのない場所です。お客様の夢を託され家造り、私もまだまだ不足してるところもありますが日々精進。
S様邸はもちろん地盤良好、丈夫な基礎づくりからはじまりです。
住宅事業部 馬原