こんばんは。先週はまたまた風邪を頂いてしまい、良くなったり悪化したりを繰り返しておりました。寒くなって来ましたので皆様お気を付けください。
ZEHの補助対象物件と先週のブログに書きましたが。『耳川杉で造る家』だったかな?補助金を申請する場合どこかのグループに所属します。グループでその地域環境に適した特色を提案するのですが、弊社が所属するグループには南側の庇を柱芯より750ミリ以上との絶対守らなければならない決まりがあります。瓦割りするとちょっと足りなかったり出すぎたりと色々考える部分もあるのですが、今週の様に雨の多い日は雨が振り込まないのを実感しました。雨で壁が濡れないと汚れも付きにくいんです。主に日差しを考慮した提案ですが、雨の多い延岡には良いことだと思います。何より庇が出た建物は個人的に好きです。採光や耐風力など悩むところもあるけど出来るだけ提案していこう。
屋根材は以前から気になってたROOGA雅を採用。特色は一般的な瓦と比べて軽い、凄く軽い。正式名称は『樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦』と色々つまり過ぎて覚えにくい、でもとにかくびっくりするくらい軽い。耐震性を考えるとこれはなかなかの魅力です。軽いけど衝撃には強く台風にも強いらしい・・・ますます魅力的。
ROOGAの下に白い部分がありますが、これは私が『もみの木』のと一緒に絶対薦める『スピンオフルーフィング』。設計の打ち合わせをしているとエアコン嫌いって仰るお客様が結構いらっしゃいます。私も夏はどんなに暑くても夜寝る時、網戸にしてベープつけて扇風機タイマーセットで寝ます。私はクーラーむしろ好きですが、寝る時までクーラーつけると身体が朝からだるく感じるからです。私の実家を知ってる方は田舎だからとか川の近くだからなど聞いてもいない説明をしてきます。田舎だって夏は暑いし、川だってダムで滞まるから水温も上がる。私が続けられるのは寝たら朝まで起きない術を身に着けている賜物です(*´з`)。まぁお客様にこの睡眠法は進められないので、極力小屋裏(天井裏)の空気が暑くならない設計を提案しております。スピンオフルーフィングと通風を考慮した間取りで以前の家とは大違い、エアコンの効きも良くなったと正直このところ大好評です。ちょっと天狗になりそうです。スピンオフで熱を通さずもみの木で調湿、石油製品性の仕上げ材を排除することでよりよい環境がご提供出来ているのだと思っております。
今週は熊本でお客様とカウンターに使う銘木を見て、木曜日からは福岡・大分で今年最後の『もみの木の会』水・土曜日は休日返上だな・・・。
住宅事業部 馬原